初値結果



米中交渉への懸念再燃

海外市場は久しぶりに下落しました。

円高に振れており、本日の日経平均も下落ではじまりました。

足元で高まっていた協議進展への楽観的な見方が後退した結果、リスク回避の売りが入りましたね。

毎月同じことをしていますよね…

個人の長期投資家は振り回されずに余計な売買を行わないようにしましょう。

手数料もばかにならないですし...


予想外の公募割れに...

大手会社の予想も高く、公募割れはしないと思われていたダブルエーですが、朝の気配は弱気でした。

8時50分ごろになっても買いも入らず、売りも入らない異様な光景でした。

その時点の合致点は4,300円付近。

このままかと思いきや安いと見た投資家が、買いを入れたのでしょうか、徐々に合致点が上がっていき、公募価格付近まで回復しました。

しかし、そこまでで残念ながら公募割れとなってしまいました。

ダブルエー

初値価格 4,680円(09:00)


公募価格4,690円に対して-0.2%の初値を付けました。

初値売りで-1,000円とランチ代並みの損失となってしまいました。


ダブルエーチャート


ダブルエー  初値成立後

予想外の公募割れで、セカンダリー参加者にとって美味しい環境になったのかと思いきや散々なチャートになってしまいました。

公募枚数に比べて、初値成立の出来高は少なく、公募当選者はかなりのホールドしている状況でした。

絶対的に買いが少なく、すぐに損切の売りが入り大幅下落…

損切に損切が続き、浮上することなく安値で引けました。

引け時点の出来高も1回転していなく、まだホールドしている公募当選者の方もいるようです。

週明け以降も軟調な展開が続きそうな終わり方となりました。


D級銘柄は人気はない

人気のない銘柄はどうしても買いが入りにくいのがIPOです。

今回のダブルエーはIPOブロガーの中でも人気が無く、見送った方もいる銘柄でした。

同じD級銘柄だった恵和は公募割れしなかったのは、上場のタイミングでしょう。

恵和で初値価格が予想を大幅に上回っていました。

そのせいもあって、セカンダリーは散々な結果に...

このこともダブルエーの買いが入らなかった原因だったと思っています。

もし、恵和とダブルエーの上場日が逆だったら、違う結果だったのかもしれません。

改めて、初値予想は難しいと思い知らされた銘柄でした。


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