同時上場による初値影響は?
本日は、浜木綿とワシントンホテルの同時上場日です。IPO空白期間があるのだから、分散して上場させれば初値の結果良くなるんじゃないかと思う方は多々いるでしょう。
私もその一人です。
大人の事情なのでしょうかね…IPOラッシュ時は毎年あり、同時上場で初値に影響は出ているはずです。
12月にもなると、4社同時上場もあり、資金が分散されることもあります。
その場合は、初値が安くつく可能性があるので、セカンダリーに参加すると良い結果が出る事もありました。
複数上場した時は、狙い目かもしれませんよ。
公募割れの危険があったワシントンホテル
寄り前の気配は弱く、手数料負けかという雰囲気もありました。しかし、寄りの10分前になると買いが入り、この時点で公募割れの可能性はなくなりましたね。
その後、ジリジリ買いが入り、1,500円合致点という板も見えました。
ロックアップがしっかりという事で安心感が出たのかもしれませんね。
ワシントンホテル
初値価格 1,462(09:19)公募価格1,310円に対して+11.6%の初値を付けました。
初値売りで+15,200円ですね。
当サイトD評価銘柄をつけましたが、公募割れしませんでした。
ワシントンホテル 初値成立後
セカンダリーに参戦すべく1,420円で買い注文を入れていましたが、1,440円までしか下がらず約定せずでした。
やはりロックアップがかかっていた為、参加者も多く活発に売買されていましたね。
前場終わりに大量の買いが入り、後場はストップ高になるんじゃないかと思われました。
しかし、後場はじりじり下げて、引け間際に買いが入りましたが、そこまでで終了となりました。
出来高は7,696,100株で、かなりの売買が行われていたようですね。
株主も相当入れ替わってるでしょう。
予想を上回る初値成立の浜木綿
こちらは公募割れ予想がありませんでした。
板の状況も問題なく、買いがしっかり入り、予想していた価格より高い合致点になっていました。
後は何時に成立するかだけで、先によりそうなワシントンホテルばっかり見ていました。
浜木綿
初値価格 2,950円(10:12)公募価格2,120円に対して+39.2%の初値を付けました。
初値売りで+83,000円ですね。
浜木綿 初値成立後
一旦は跳ね上がりましたが、ストップ高まで持っていけなかったのと、価格が高かった為か、垂直落下して、初値成立価格を下回りました。
こうなると弱気のチャートが形成されるパターンで、前場は安値引けとなりました。
後場になっても買いが入らず、ジリジリ下げて、安値引けで終わっています。
セカンダリー参戦予定銘柄は正解だったが...
ワシントンホテルにセカンダリー参戦という事は間違いではありませんでした。
しかし、参戦上限価格が1,420円と弱気設定の為、チャンスを逃してしまいましたね。
ただ、ルールを決めていたので、悔しいですが後悔はありません。
安値も1,440円で、設定した1,420円に肉薄だったのも逆に良い予想だったのかなと思っています。
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